ツナグバインタビュー「志望動機って何をどう書けばいい?」そんなあなたへ。人気キャリアアドバイザーが本音でアドバイス|転職未経験ならツナグバ

「志望動機って、何をどう書けばいいのかわからない」——そんな悩みを抱えたまま、就職・転職活動を続けていませんか?

ネットで調べてもいまいちピンとこないし、誰に相談したらいいかも分からない。そんなモヤモヤを感じている20代の求職者の方に、ぜひ読んでほしいお話があります。

今回は、数多くの若者の背中を押してきた人気キャリアアドバイザー・寺井さんに、「落ちる志望動機」と「受かる志望動機」の違いを聞きました。

“かっこいい言葉”よりも、“あなたらしさ”が何より大事!

自分の過去や失敗も、ちゃんと伝え方しだいで強みに変えられるんです。


目次

志望動機は「過去」と「未来」をつなぐもの

「志望動機は、企業のいいところを褒めるためのものではないんです」

そう語る寺井さんのひとことに、ドキッとした人もいるかもしれません。

よくある「御社の理念に共感しました」「働きやすそうだったから応募しました」といった言葉は、一見正しく見えても、企業にはあまり響かないのだそう。

「志望動機って、自分のこれまでの経験と、その会社でどう活かせるかを伝えるものなんです。つまり“過去”と“未来”をつなぐ設計図のようなもの」

うまくいった話ばかり並べなくてもいい。むしろ、アルバイトで失敗したことや、自分の弱さを乗り越えた経験こそが、企業にとっては“その人らしさ”として伝わることも。

「その経験を、自分の言葉でどう振り返ってきたか。そこがにじみ出ている志望動機は、やっぱり強いですね」


「受かる人」は、特別じゃなく“等身大”

寺井さんが「これは通るな」と感じる志望動機には、共通点があります。

「一番は、自分の経験と、企業が求めていることがしっかり結びついていることですね。たとえばコンビニバイトでも『こんな工夫をしてお客様対応をしていました』と語れる人は強いです」

実績の大きさではなく、“その人なりに考えて動いてきた”という事実が、企業に伝わるかどうか。それが評価の分かれ道になります。

逆に、落ちやすい志望動機にはこんな傾向があるそうです。

「退職理由が曖昧だったり、『人間関係が合わなくて…』と人のせいにしてしまっている場合は、やはり評価されづらいですね」

過去にどんな出来事があっても、それをどう受け止め、次にどう活かそうとしているか。それを自分の言葉で語れるかどうかが大切なのです。


面談は10回でも当たり前。じっくり一緒に作っていく

寺井さんの面談は、いわゆる“求人紹介”とはまったく違います。

「1回きりの面談では、その人の本当の魅力は見えてこない。10回、15回と話して、ようやくその人らしさが分かるんです」

だからこそ、「とりあえず受けてみよう」ではなく、「この人に合う会社かどうか」を一緒にじっくり考える時間を大切にしているそうです。

「無理に志望動機を作っても、本人も企業も幸せにならない。だから遠回りに見えても、その人が納得できる転職を目指したいんです」

一人ひとりの“これまで”に向き合いながら、“これから”を言葉にしていく。そんな伴走を、寺井さんはしています。


迷ったら、まずは「相談したいんですけど…」でOK

「自信がない人ほど、まず相談してほしい」

寺井さんがそう語るのには、理由があります。

「キャリア相談って、構えちゃう人が多いんですけど、実は最初の一言だけでいいんです。『相談したいんですけど…』って、それだけで始まりますから」

LINEでのやりとりなら、履歴書も名前もいりません。

通学中でも、休憩中でも、思いついたときに気軽に送ってくれれば大丈夫。

無料で面接対策や適職診断も受けられるサポートも用意されています。

就職や転職は、人生の節目。そして答えのない選択でもあります。

だからこそ、一人で悩み続けるより、誰かと一緒に言葉にしてみることが大きな一歩になります。


もし今「自分に合う仕事が分からない」「何を伝えたらいいか不安」——そんな気持ちがあるなら。

まずは、そのままの言葉で送ってみてください。

「相談したいんですけど…」

そのひとことから、きっとあなたの未来は動き出します。

悩んでいた時間さえ、これからの一歩に変えていけきませんか?

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