退職日と最終出勤日の違いは?有給消化する場合の決め方を20代向けに解説

「退職日と最終出勤日は同じ日なの?」

「有給休暇を使う場合、退職届にはどの日付を書けばいい?」

退職日と最終出勤日は、同じ日になる場合もありますが、意味は異なります。

退職日とは、会社との雇用契約が終了する日です。一方、最終出勤日とは、実際に出勤して仕事をする最後の日を指します。

たとえば、3月中旬を最後に出勤し、その後に有給休暇を消化して3月31日に退職する場合、最終出勤日は3月中旬、退職日は3月31日です。有給消化中は出勤していなくても、退職日までは会社に在籍しています。

退職日は、健康保険や厚生年金、退職金、賞与、転職先への入社日にも関わる重要な日付です。

この記事では、退職日と最終出勤日の違い、有給消化する場合の日程例、退職届に書く日付、20代が退職前に確認しておきたいポイントを解説します。

参考:退職の申し入れの2週間前まで

この記事の結論

  • 退職日:会社との雇用契約が終了する日
  • 最終出勤日:実際に出勤して働く最後の日
  • 有給を使わない場合は、退職日と最終出勤日が同じになることがある
  • 有給を使う場合は「最終出勤日→有給消化→退職日」の順になる
  • 退職届には、原則として最終出勤日ではなく退職日を記載する
目次

退職日と最終出勤日の違いとは?

退職日と最終出勤日は、どちらも会社を辞める際に使われる言葉ですが、それぞれが示す日付は異なります。

まずは、退職日・最終出勤日・退社日・離職日の違いを整理しておきましょう。

言葉 意味 在籍状況 主な影響
退職日 会社との雇用契約が終了する日 この日まで在籍 社会保険、退職金、賞与、勤続年数
最終出勤日 実際に出勤して仕事をする最後の日 有給消化中も退職日までは在籍 引き継ぎ、挨拶、会社備品の返却
退社日 退職日または会社を出た日・時刻を指す表現 使用される場面によって異なる 正式な手続きでは意味の確認が必要
離職日 雇用保険の手続きで使われる日付 原則として退職日と同日 離職票、失業給付の手続き

退職日とは雇用契約が終了する日

退職日とは、会社との雇用契約が正式に終了する日です。言い換えると、その会社に在籍する最後の日です。退職日までは会社に在籍しているため、最終出勤日を過ぎて有給休暇を取得している期間も、雇用契約は続いています。

退職日は、次のような制度や手続きに関係します。

  • 健康保険や厚生年金
  • 雇用保険
  • 勤続年数
  • 退職金
  • 賞与の支給条件
  • 転職先の入社日
  • 有給休暇の取得期限

退職日は、単に「最後に会社へ行く日」ではありません。お金や公的手続きにも関係するため、最終出勤日と区別して考える必要があります。

最終出勤日とは実際に働く最後の日

最終出勤日とは、実際に会社へ出勤して仕事をする最後の日です。最終出勤日には、通常業務だけでなく、引き継ぎ、会社備品の返却、社内外への挨拶などを行います。

有給休暇を使わずに退職日まで働く場合は、退職日と最終出勤日が同じになります。一方、最終出勤日のあとに有給休暇を消化する場合は、最終出勤日と退職日が別の日になります。

退社日とは?退職日との違い

「退社日」は、使われる場面によって意味が変わる言葉です。

「会社を退職した日」という意味で、退職日と同じように使われることもあれば、「その日の勤務を終えて会社を出た日や時刻」という意味で使われることもあります。

退職届や雇用保険、社会保険などの正式な手続きでは、一般的に「退社日」ではなく、次の言葉が使われます。

  • 退職日
  • 最終出勤日
  • 離職日
  • 資格喪失日

会社から「退社日はいつですか」と聞かれた場合は、最終出勤日と退職日のどちらを指しているのか確認しましょう。

離職日とは雇用保険で使われる日付

離職日は、主に雇用保険の手続きで使われる日付です。基本的には、会社との雇用関係が終了した日を指すため、退職日と同じ日になります。

失業給付を申請する場合は、会社から発行される離職票の内容をもとに手続きが行われます。退職理由や離職日の記載に誤りがないか、受け取った際に確認しましょう。

退職日と最終出勤日が同じになるケース・異なるケース

退職日と最終出勤日が同じかどうかは、退職前に有給休暇を取得するかによって変わることが一般的です。

ケース 最終出勤日 退職日
退職日まで勤務する 3月31日 3月31日
最終出勤後に有給を消化する 3月中旬 3月31日
休職中にそのまま退職する 休職前の最終勤務日 会社と確認した雇用契約終了日

有給休暇を取得する場合は、「最終出勤日=退職日」と思い込まないようにしましょう。

退職を伝えるまで悩む20代は少なくない

退職日や最終出勤日の意味がわかっても、「いつ伝えればよいのか」「上司にどう切り出せばよいのか」と悩む人は少なくありません。

ツナグバが20代の退職経験者320人を対象に実施した調査では、退職を考えてから実際に伝えるまで「1~3か月悩んだ」と回答した人が39.38%と最も多い結果になりました。

また、81.88%が最初に直属の上司へ退職を伝えており、約20%が「社内メンバーとの関係が悪くならないか」を心配しています。退職を伝えられずに悩むこと自体は珍しくありません。

ただし、伝える時期が遅くなると、引き継ぎや有給消化の日数を十分に確保できず、希望する最終出勤日や退職日を設定しにくくなる可能性があります。「いつ辞めるか」だけでなく、転職活動、有給休暇、引き継ぎを含めて早めに準備することが大切です。

退職日と最終出勤日の決め方5ステップ

退職日と最終出勤日は、思いつきで決めるのではなく、退職希望日から逆算して考えます。

1. 就業規則の退職申出期限を確認する

最初に、会社の就業規則を確認しましょう。就業規則には、一般的に次の内容が記載されています。

  • 退職を申し出る期限
  • 退職願・退職届の提出方法
  • 提出先
  • 引き継ぎに関するルール
  • 有給休暇の申請方法
  • 退職金の支給条件

期間の定めのない雇用契約では、民法上、原則として退職の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了するとされています。

ただし、会社の就業規則で「1か月前まで」などの期限が定められていることもあります。円満退職を目指す場合は、就業規則を確認したうえで、引き継ぎに必要な期間も含めて早めに相談するのが現実的です。

なお、有期雇用契約では扱いが異なるため、契約社員などの人は雇用契約書も確認してください。

2. 有給休暇の残日数を確認する

次に、有給休暇が何日残っているか確認します。有給休暇の残日数は、次の方法で確認できます。

  • 勤怠管理システム
  • 給与明細
  • 人事・総務への問い合わせ
  • 有給休暇管理簿

有給休暇を使ってから退職したい場合は、「退職日」だけでなく、次の3つをセットで考えます。

  1. 最終出勤日
  2. 有給消化期間
  3. 退職日

土日祝日など、もともと会社が休みの日には、原則として有給休暇を使用しません。有給が10日残っているからといって、退職日の10日前がそのまま最終出勤日になるとは限らない点に注意しましょう。

3. 引き継ぎに必要な期間を見積もる

最終出勤日までに引き継ぎを完了できるよう、必要な期間を見積もります。引き継ぎ資料には、次のような内容をまとめておくと安心です。

  • 担当している業務の一覧
  • 業務の進め方
  • 進行中の案件
  • 今後の期限や予定
  • 社内外の関係者
  • データの保存場所
  • トラブルが発生した際の対応方法
  • 後任者への注意事項

後任者が決まっていない場合でも、誰が見ても業務内容を把握できる資料を作成しておきましょう。

4. 転職先の入社日を確認する

すでに転職先が決まっている場合は、入社日を確認してから退職日を調整します。前職の退職日と転職先の入社日の間に空白期間ができると、期間が短くても、健康保険や年金の切り替えが必要になる場合があります。

一方で、前職の退職日と転職先の入社日が重なると、両社の就業規則や社会保険手続きに影響する可能性があります。

原則として、前職の退職日の翌日以降を転職先の入社日に設定すると整理しやすくなります。ただし、日程は自分だけで判断せず、前職と転職先の担当者に確認しましょう。

5. 退職日から最終出勤日を逆算する

就業規則、有給休暇、引き継ぎ期間、転職先の入社日を確認したら、退職日から最終出勤日を逆算します。

考え方は次のとおりです。

最終出勤日 → 有給消化期間 → 退職日 → 転職先の入社日

引き継ぎ期間と有給休暇を先に確認し、退職希望日から逆算しましょう。

【日程例】有給10日を消化して月末に退職する場合

土日祝日が休みの会社で、有給休暇が10日残っているケースを考えてみましょう。

日程 予定 在籍状況
3月前半~中旬 通常業務・引き継ぎ 在籍中・出勤あり
有給開始前日 最終出勤日 在籍中・最後の出勤
月末までの所定労働日10日 有給休暇を取得 出勤しないが在籍中
3月31日 退職日 この日まで在籍
4月1日 転職先への入社、または保険・年金の切り替え 前職には在籍していない

注意:実際の最終出勤日は、土日祝日、会社独自の休日、シフト、有給休暇の残日数によって変わります。人事・総務に残日数を確認したうえで計算しましょう。

日程予定在籍状況
3月前半~中旬通常業務・引き継ぎ在籍中・出勤あり
有給開始前日最終出勤日在籍中・最後の出勤
月末までの所定労働日10日有給休暇を取得出勤しないが在籍中
3月31日退職日この日まで在籍
4月1日転職先への入社、または保険・年金の切り替え前職には在籍していない

注意:実際の最終出勤日は、土日祝日、会社独自の休日、シフト、有給休暇の残日数によって変わります。人事・総務に残日数を確認したうえで計算しましょう。

退職日を決める前に、次の仕事を整理しませんか?

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退職日は月末と月途中のどちらがいい?

退職日を月末にするか、月の途中にするかで、社会保険料の扱いが変わることがあります。

健康保険や厚生年金の資格喪失日は、原則として退職日の翌日です。

たとえば、3月31日に退職した場合は、資格喪失日が4月1日になるため、3月分まで前職の社会保険料が発生します。

一方、3月30日に退職した場合は、資格喪失日が3月31日となるため、前職で徴収される社会保険料は原則として2月分までです。

ただし、月途中で退職したからといって、必ず負担が軽くなるわけではありません。

退職日の翌日からは、次のいずれかの健康保険へ加入する必要があります。

  • 転職先の健康保険
  • 国民健康保険
  • 以前の健康保険の任意継続
  • 家族が加入する健康保険の扶養

保険料は加入先によって異なります。前職の給与から引かれる金額だけで「月途中退職の方が得」と判断せず、退職後の保険料まで含めて比較しましょう。

また、退職日を決める際は、社会保険料以外にも次の項目を確認します。

  • 賞与支給日に在籍していることが支給条件になっていないか
  • 退職金の勤続年数に影響しないか
  • 有給休暇を使い切れるか
  • 転職先の入社日に間に合うか
  • 退職後の健康保険・年金手続きが必要か

「月末退職と月途中退職のどちらが得か」は一律に決められません。自分の給与、転職先、保険料、有給休暇、会社の制度を確認して判断しましょう。

在職中の健康保険資格は退職日まで有効で、退職日の翌日から失効します。⇒協会けんぽ

退職届には退職日と最終出勤日のどちらを書く?

退職届には、原則として最終出勤日ではなく、会社との雇用契約が終了する「退職日」を記載します。

たとえば、最終出勤日が3月中旬、有給消化後の退職日が3月31日なら、退職届に記載する退職日は3月31日です。

退職届の提出日と退職日は別の日付

退職届には、通常、次の2種類の日付を記載します。

日付 記載する内容
提出日 退職届を会社へ提出する日
退職日 会社との雇用契約が終了する日

退職日が会社と調整中の場合は、自分の判断だけで日付を記載しない方が安全です。

先に上司や人事担当者と退職日を確認し、会社指定の書式や提出方法に従いましょう。

退職願と退職届の違い

退職願と退職届は、意味が異なります。

  • 退職願:会社に退職を申し出るための書類
  • 退職届:退職の意思を正式に通知する書類

会社によっては、退職願と退職届の両方を提出する場合や、社内システム上で申請する場合もあります。

提出前に、就業規則や人事担当者へ確認しましょう。

最終出勤日までにやること

最終出勤日は、通常業務に加えて、引き継ぎや備品返却などの対応が必要になります。直前に慌てないように、次の項目を確認しておきましょう。

確認項目 具体的な対応 目安
引き継ぎ 業務一覧、進行中案件、連絡先、注意点を文書化する 最終出勤日の1週間前まで
会社備品 PC、スマートフォン、社員証、鍵、制服などを返却する 最終出勤日
データ整理 会社データを所定の場所へ移し、私物データを整理する 最終出勤日前
挨拶 社内・取引先への挨拶時期を上司と相談する 会社の指示に従う
退職書類 必要書類の送付先と発行時期を確認する 最終出勤日まで

会社へ返却するもの

会社によって異なりますが、一般的には次のものを返却します。

  • 社員証
  • 入館証
  • 名刺
  • 健康保険の資格確認書
  • パソコン
  • スマートフォン
  • タブレット
  • 社用車やロッカーの鍵
  • 制服
  • 業務マニュアル
  • 会社から借りている備品

有給消化期間中も健康保険資格が継続する場合、資格確認書の返却方法について会社から個別に案内されることがあります。最終出勤日に返却するのか、退職日後に郵送するのかを確認しましょう。

受け取る書類

退職後に必要になる書類には、次のようなものがあります。

  • 離職票
  • 源泉徴収票
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳または基礎年金番号が確認できる書類
  • 健康保険資格喪失証明書
  • 退職証明書

書類によっては、退職日以降に自宅へ郵送されます。引っ越しを予定している場合は、送付先住所も会社へ伝えておきましょう。

有給消化を会社に断られた場合はどうする?

年次有給休暇は、原則として労働者が請求した時季に取得できます。会社には、事業の正常な運営を妨げる場合に取得時季を変更する「時季変更権」があります。ただし、退職日を越えて取得日を変更することはできません。

有給消化を希望する場合は、次の内容を整理して早めに相談しましょう。

  • 有給休暇の残日数
  • 希望する退職日
  • 希望する最終出勤日
  • 有給消化期間
  • 引き継ぎスケジュール

口頭だけでなく、メールや書面でも記録を残しておくと、認識の違いを防ぎやすくなります。退職日や有給休暇をめぐって会社との話し合いがまとまらない場合は、都道府県労働局の総合労働相談コーナーへ相談できます。

総合労働相談コーナーでは、労働問題について無料で相談を受け付けています。法令違反の疑いがある場合は、相談内容に応じて労働基準監督署などの担当部署へ案内されます。⇒厚生労働省「総合労働相談コーナー」

退職日を決める前に次の仕事と生活を考えよう

退職日は、今の会社を辞めるための日付であると同時に、次の生活やキャリアを始めるための基準日でもあります。転職先が決まっている場合と、まだ決まっていない場合では、確認すべきことが異なります。

状況 退職日前に確認すること 主な注意点
転職先が決まっている 入社日、必要書類、引っ越し、休養期間 前職と転職先の在籍期間が重ならないよう確認する
転職先が決まっていない 生活費、健康保険、年金、失業給付、転職活動期間 無収入期間が長引く可能性を考える

転職先が決まっている場合

転職先が決まっている場合は、入社日から逆算して退職日を調整します。内定を受けた段階で、転職先に次の点を確認しましょう。

  • 入社日の変更は可能か
  • 入社日に必要な書類
  • 前職の退職証明書が必要か
  • 健康保険や雇用保険の手続き
  • 入社前に準備すること

最終出勤日から転職先の入社日まで有給休暇を取得できれば、収入を確保しながら入社準備を進められます。ただし、前職への在籍中に転職先で働き始める場合は、就業規則や社会保険手続きの確認が必要です。

転職先が決まっていない場合

転職先が決まっていない状態で退職する場合は、生活費と転職活動の期間を見積もっておきましょう。

退職後には、状況に応じて次の手続きが必要です。

  • 健康保険の切り替え
  • 国民年金への切り替え
  • 住民税の支払い
  • 失業給付の申請
  • 転職活動

退職後の健康保険には、任意継続、国民健康保険、家族の健康保険の扶養などの選択肢があります。
協会けんぽ「退職後の健康保険」

転職先が決まっていないことだけを理由に、退職してはいけないわけではありません。

ただし、焦って退職日を先に決めると、収入がない状態で転職活動を続ける可能性があります。心身の安全を優先する必要がある場合を除き、退職を伝える前から転職活動を始める方法も検討しましょう。

ツナグバが考える20代の退職スケジュール

20代の転職では、「今の会社を早く辞めたい」という気持ちから、転職先が決まる前に退職日だけを確定してしまうことがあります。しかし、退職日を先に決めると、転職活動が想定より長引いた場合に、収入のない期間が生まれる可能性があります。

ツナグバでは、退職日だけを単独で考えるのではなく、次の順番で整理することをおすすめしています。

  1. 今すぐ退職する必要がある状況か確認する
  2. 転職活動に必要な期間を見積もる
  3. 有給休暇と引き継ぎ期間を確認する
  4. 転職先と入社日を調整する
  5. 最終出勤日と退職日を会社へ相談する

ただし、心身の不調やハラスメントなどで勤務の継続が難しい場合は、転職スケジュールよりも安全と健康を優先してください。「辞めるかまだ決めていない」「次に何をしたいかわからない」という段階でも、キャリア相談を利用できます

退職日と最終出勤日に関するよくある質問

Q. 退職日とは最終出勤日のことですか?

退職日は会社との雇用契約が終了する日、最終出勤日は実際に働く最後の日です。有給休暇を使わない場合は同じ日になることがありますが、有給を消化する場合は別の日になります。

Q. 退職日は最終出勤日の翌日ですか?

必ずしも翌日ではありません。最終出勤日のあとに有給休暇を消化する場合は、数日から数週間空いて退職日を迎えることがあります。

Q. 有給消化の最終日が退職日になりますか?

有給休暇を消化してから退職する場合は、有給消化期間の最終日を退職日とするケースが一般的です。正確な日付は、会社と合意した退職日を確認してください。

Q. 退職届には最終出勤日と退職日のどちらを書きますか?

原則として、会社との雇用契約が終了する退職日を書きます。有給消化前の最終出勤日を退職日として記載しないよう注意しましょう。

Q. 退職日は土日や祝日でも問題ありませんか?

会社と調整できれば、土日や祝日を退職日に設定することは可能です。月末が休日の場合も、その日を退職日とするケースがあります。就業規則や人事担当者へ確認してください。

Q. 退職日と最終出勤日が1か月以上空いても問題ありませんか?

有給休暇や休職期間などの理由があり、会社と調整できていれば、1か月以上空くこともあります。雇用契約や給与の扱いを会社へ確認しましょう。

Q. 最終出勤日に健康保険の資格確認書を返却しますか?

資格確認書は退職日まで利用できますが、最終出勤日に会社へ返却を求められることがあります。有給消化中の利用方法や返却方法は、事前に会社へ確認しましょう。

Q. 転職先の入社日と前職の退職日が同じでもよいですか?

同じ日に両社へ在籍すると、就業規則や社会保険手続きに影響する可能性があります。原則として前職の退職日の翌日以降を入社日に設定し、両社の担当者へ確認しましょう。

退職日と最終出勤日を正しく理解してスケジュールを立てよう

退職日とは会社との雇用契約が終了する日、最終出勤日とは実際に出勤して働く最後の日です。有給休暇を使わない場合は同じ日になることがありますが、有給消化する場合は「最終出勤日→有給消化→退職日」という順になります。

退職日を決めるときは、有給休暇の残日数だけでなく、就業規則、引き継ぎ期間、社会保険、転職先の入社日まで確認しましょう。退職届には、原則として最終出勤日ではなく、雇用契約が終了する退職日を記載します。

次の仕事が決まっていない場合、退職日だけを先に決めると、無収入の期間が長引く可能性があります。退職を会社へ伝える前に、今後の転職活動や入社時期まで整理しておくことが大切です。

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この記事の監修

海老名 信行

海老名 信行

取締役/COO
株式会社ツナグバ

大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介

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