高卒公務員の初任給・ボーナスを徹底解説!|20代未経験の転職ならツナグバ

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公務員は安定していると言われますが、「実際の給料はいくらなの?」と気になる人も少なくないはずです。

本記事では、若手に特化した転職支援サービスの「ツナグバが、高卒の国家公務員、地方公務員の初任給やボーナス、特別休暇などについて説明します。

高卒で公務員になりたい人や高卒で公務員になるか?それとも民間企業に就職するか悩んでいる人が選択する時の参考になったら幸いです。

目次

高卒公務員の初任給はどのくらいなのか?

公務員には、国家公務員と地方公務員、裁判官など色々な職種があり、どの職種に勤務をするのかによっても給料が違ってきますね。

この記事では、多くの高卒公務員が目指す、一般行政職の初任給について紹介します。

高卒地方公務員の初任給

地方公務員は、都道府県、指定都市、市役所、町村役場に分かれます。

例えば、都道府県で働く高卒者の初任給は、152,039円です。政令指定都市の場合、148,909円市役所150,988円になります。

初任給の数字だけを見ると、それほど金額の差がないことが分かりますよね。財政が豊かな政令指定都市や首都圏や都市部などでは手取りが多くなることもあるのです。

高卒国家公務員の初任給

2021年の高卒国家公務員の初任給は、154,067円です。これだけを見ると、結構少ないと感じる人も少なくないはずです。

しかし、その他にも地方公務員同様に、扶養手当、地域手当、住居手当、通勤手当などの手当がつきます。

例えば、賃貸に住んでいる人には月最大28,000円程度、交通機関を利用している人には、最高55,000円手当がプラス。

初任給は少ないですが、各種手当てが付くのが魅力ですよね。

地域手当って何?

地域手当とは、各都道府県ごとに物価を調整するために決められ、地域により20%までの数字で定められています。

例えば、東京特別区は20%、大阪市や横浜市は16%、さいたま市や千葉市、名古屋市は15%です。

地域手当は、「(基本給+扶養)×地域手当率」の方法で計算され、地域手当は、国家公務員だけではなく、地方公務員も自治体ごとに支給されています。

初任給はいつ?

国家公務員は毎月16日~18日、地方公務員は毎月16日~21日と国家公務員と地方公務員の給料日が異なります。仮に給料日が土日祝日の場合、前倒しして支払われます。

公務員の初任給は4月から満額の給料が支払われるのも魅力です。

満額の給料が支給されますが、厚生年金や健康保険などの社会保険料+所得税などが天引きされるので、手取りでもらえる金額は多少減ってしまいます。

公務員のボーナスは?

公務員のボーナスは、毎年夏と冬の2回に支給されます。ボーナスは、6月30日と12月10日に支給され、勤務し始めた年の夏にもボーナスが支払われます。

4月に勤務を始めて、わずか3か月後の夏のボーナスは12万円ほどですが、冬のボーナスは満額の約43万円が支払われます。

2年目以降になると、夏と冬のボーナスをトータルで考えると基本給の4.5か月分の支給があります。

1年目からボーナスが支給されるので、仕事に対するモチベーションもさらに高くなります。

公務員の年収は安定している

高卒の国家公務員の初任給は154,067円、地方公務員は148,909円〜152,039円と国家公務員の方が地方公務員に比べ、若干高いのがわかりますね。

公務員は、給料の他にもボーナスや退職金などの色々な面で待遇に優れているので、安定した生活が送ることができる魅力があります。

では、この公務員の給料はどのように決まるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。また、公務員の給料の昇給についても解説します。

公務員の給料の決め方

公務員は、団体交渉権の権利がなく、自分達で給料の値上げを交渉する事ができません。公務員の給料は、国家機関の人事院の勧告で決まります。

イメージとしては、公務員の給料等の値上げについては、民間企業とのつり合いを見て、給料をアップした方がいいと判断した時に、公務員の代理として人事院が内閣総理大臣に勧告をします。その際、人事院は、大手企業の給料を参考に平均の給料を上回らないように決めて、内閣総理大臣に値上げした方がいいですよと言うのです。

その結果、中小企業よりも給料が高めになることが多く、公務員の給料は高く安定していると思われるのです。

公務員の給料は勤続数によって決まる

公務員の給料は、勤務した年数によって、常に一定の割合で上がっていきます。能力評価や業績評価もありますが、問題なく仕事をしていれば年々給料が上がっていく仕組みです。

仕事が思うようにできない公務員でも仕事をこなしている公務員でも、基本的には同じ給料が支払われるため、出来高制の給料制とは違いストレスがなく安心して業務に携わることができます

仮に、自分の良さが引き出せなかった部署にいる場合でも、ある程度仕事をこなしていれば、悪い評価が付けられる心配もないのです。

公務員の特別休暇は充実している!

公務員の休暇は充実しており、土、日、祝日はカレンダー通り休みです。

さらに20日の有給休暇と5日間の夏季休暇、6日間の冬季休暇があり、一般的公務員の休暇は、一番少なくても141日を取る事ができるのです。

それ以外にも、沢山の特別休暇があるので、いくつかピックアップして紹介しますね。

病気休暇・病気休職

病気休暇は、職員がケガをしたり、病気や疾患のため勤務することが難しいため、療養する時に認められます。

1年間に90日まで取ることが可能です。

その他にも、病気休職もあり、大きなケガや病気などで長期にわたって職場を休職する時には、最大3年間休むことができる制度があります。

産前、産後休暇

産前と産後の休みは、予定の出産日前後の8週間程度でトータル16週間休むことができる制度です。

それ以外にも、出産支給休暇、妊娠通勤時間、妊娠症状対応休暇、妊娠休憩職免、妊娠時短職免など、妊娠中の職員でも働きやすいよう休暇制度が整っています。

結婚休暇

結婚休暇は、婚姻する時にやらなければならない各種手続きや家庭の整理などのために与えられる休暇のことで、多少日数の違いはありますが、5日〜8日ほどの休暇を取ることができます

忌引休暇

親族が亡くなってしまった時に休暇を取ることが可能で、亡くなった親族との続柄により、1日〜10日間の休みが取れます

例えば、職員と一番つながりのある配偶者や親が亡くなった時には10日、職員のいとこなどの場合には1日の取得が可能です。

まとめ

高卒公務員の初任給について解説をしましたが、いかがだったでしょうか?

高卒公務員の初任給は、必ずしも高いとは言えないかもしれませんが、ボーナスや各種の手当て、福利厚生などが充実しています。

公務員は、安定した生活が送れる魅力的な点もたくさんあり、人気の高い職業の1つです。

公務員になりたい人は、目指してみてはいかがでしょうか?若手に特化した転職支援サービスの「ツナグバは、経験豊富なアドバイザーが、あなたの希望やスキルを確認してぴったりの求人を紹介します。

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