在宅ワークに憧れはあるものの、「未経験だと難しいのでは?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
通勤がなく自由に働けるイメージの一方で、実際の在宅ワークには専門スキルや自己管理力が求められる場面も少なくありません。
特に未経験の場合、仕事選びやキャリアの進め方を間違えると、思うように働けないこともあります。
この記事では、在宅ワークが未経験者にとって難しい理由や、現実的に目指しやすい職種・働き方について分かりやすく解説します。

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未経験からの在宅ワーク(在宅勤務)が難しい理由6選

正社員としての在宅ワーク(在宅勤務)は、未経験から目指す場合ハードルが高いのが実情です。
業務の進め方や専門知識を一から学ぶ必要がある一方、在宅環境では対面での指導が難しく、企業側の育成負担も大きくなるなど、未経験からの転職が難しくならざるを得ない事情も…。
こちらでは、未経験者が在宅ワークへの転職することが難しい理由について、6つご紹介します。
業務レクチャーがしづらいから
未経験者の場合、業務に必要なスキルや知識が十分に備わっておらず、実務経験もないため、基礎から丁寧なレクチャーが欠かせません。
出社勤務であれば、先輩社員が隣で作業を見せたり、分からない点をその場で補足したりと、細かなフォローがしやすい環境があります。
一方、在宅勤務ではチャットやオンライン会議が中心となり、相手の理解度やつまずいているポイントを把握しづらくなります。
特に未経験者は「何が分からないのか分からない」状態になりやすく、質問自体ができずに業務が滞るケースも少なくありません。
企業側としても、時間をかけて画面共有や資料作成を行う必要があり、教育コストが増加します。
その結果、即戦力を求める傾向が強まり、未経験者の在宅採用は慎重になりやすいのです。
コミュニケーションに限界があるから
完全リモートの在宅ワークでは、コミュニケーションコストが高くなりやすい点が課題です。
対面であれば表情や雰囲気から相手の理解度を把握できますが、オンラインではテキストや音声に頼るため、意図が正確に伝わらないこともあります。
特に未経験者の場合、業務の背景や優先順位を十分に理解できず、確認や質問の回数が増えがちです。
その結果、やり取りに時間がかかり、職種や業務内容によっては生産性が下がる要因になります。
また、周囲の様子が見えないことで相談のタイミングを逃しやすく、孤立感を覚えるケースも少なくありません。
労働時間の把握が難しいから
在宅勤務では、労働時間の管理が難しくなる点も課題の一つです。出社勤務であれば始業・終業が明確ですが、在宅では業務と私生活の境界が曖昧になりやすく、気づかないうちに長時間労働になってしまうことがあります。
特に未経験者は業務の進め方に慣れておらず、想定以上に時間がかかるケースも多いです。
一方で、企業側も実際の稼働状況を把握しづらく、適切な業務量や評価基準を設定しにくくなります。
その結果、成果が見えにくくなり、評価やフォローが遅れる可能性もあります。
仕事環境のセッティングが難しいから
在宅ワークを行うには、パソコンや安定したインターネット回線、デスクや椅子など、意外と多くの設備が必要になります。
業種によっては高性能なPCや専用ソフト、セキュリティ機器など、さらに専門的な機器や環境が求められることもあります。
これらを未経験の段階からすべて自分でそろえるのは金銭的・時間的な負担が大きくなりがち。
一方で、企業側が全員分の機材を提供するのも現実的には難しい場合があります。
また、自宅の間取りや家族構成によっては、静かに集中できる作業スペースを確保するのが難しいことも。
情報漏洩のリスクがあるから
在宅勤務では、オフィス勤務に比べて情報漏洩のリスクが高まりやすい点も大きな課題です。
自宅のネットワーク環境は企業内ネットワークほど厳重ではなく、Wi-Fiの設定不備や私用端末の利用が原因で、機密情報が外部に流出する可能性があります。
特に未経験者は情報管理のルールやセキュリティ意識が十分に身についていない場合もあり、無意識のうちにリスクの高い行動を取ってしまうことがあります。
企業側としても、情報漏洩は信用問題に直結するため、在宅勤務者には高いセキュリティ意識とリテラシーを求めがちです。
そうしたセキュリティ面の課題も、未経験からの転職が難しい理由のひとつといえます。
人気があり、選考倍率が高いから
在宅ワークは働き方の自由度が高く、通勤の負担もないことから、年齢や経験を問わず人気が集まりやすい傾向があります。
そのため、完全リモートや在宅勤務が可能な求人は応募者数が非常に多く、選考倍率が高くなりがちです。
特に未経験可の求人は「経験がなくても応募できる」という安心感から応募が集中し、結果として競争が激しくなります。
企業側としては、多数の応募者の中から即戦力や自走できる人材を優先して選ぶため、実務経験や専門スキルを持つ候補者が有利になりやすいのが実情です。
その結果、未経験者は書類選考の段階で不利になったり、面接に進めないケースも少なくありません。
人気ゆえの高倍率が、未経験から在宅ワークを目指す際の大きな壁となっています。
在宅ワーク求人が存在する職種3選

在宅ワークは未経験からだと転職が難しいですが、職種によっては在宅勤務の求人が比較的多い分野も存在します。
こちらでは、在宅ワークの中でも求人が見られやすい職種をジャンルごとに紹介し、それぞれの特徴や未経験者が注意すべきポイントも合わせてご紹介していきます。
事務職(オフィスワーク)
事務職の中でも、社内対応が中心でクライアントとのやり取りが少なく、業務内容が定型化されている職種は在宅ワークの求人は比較的多いです。
ルーティンワークが多い業務ほど、フルリモート(完全在宅)がしやすいので、未経験からでも実績を積みやすいかもしれません。
事務
在宅の事務職では、書類作成やデータ管理、メール対応などが主な業務となります。
業務フローが整っていれば場所を問わず進められるため、在宅勤務を導入する企業も増えています。
ただし、未経験の場合は業務理解に時間がかかりやすく、最初は出社併用や部分リモートから始まるケースが多い点には注意が必要です。
データ入力・文字起こし
データ入力や文字起こしは、特別な資格がなくても始めやすく、未経験者向けの案件が多い分野です。
一方で、正社員としての募集はほとんどなく、業務委託やアルバイト、副業案件が中心となります。
在宅で取り組みやすい反面、安定した収入を得るには不向きな場合もあります。
翻訳
翻訳業務は在宅ワークとの相性が良い職種ですが、高い語学力や専門知識が求められます。
未経験からすぐに仕事を獲得するのは難しく、実績や資格が重視される傾向があります。
副業やフリーランスから経験を積み、徐々に仕事の幅を広げていくケースが一般的です。
営業職
営業職は成果が数値で判断しやすく、オンラインツールを活用することで在宅ワークが可能な職種です。
対面営業に比べて移動が不要な分、テレアポやオンライン対応を中心とした営業は在宅求人が出やすい傾向があります。
テレアポ
テレアポは、電話を使って商品やサービスの案内、アポイント獲得を行う営業手法です。
業務内容が比較的シンプルで、マニュアルが整っている企業も多いため、在宅ワークとして導入されやすい分野です。
ただし、成果が出ないと評価されにくく、プレッシャーや精神的な負担を感じやすいケースもあります。
メールオペレーター
メールオペレーターは、問い合わせ対応や案内業務をメールで行う仕事です。
電話対応が不要なため、在宅ワークとの相性が良く、未経験可の求人も見られます。
文章力や正確な情報伝達が求められ、対応件数が評価に直結する点には注意が必要です。
インサイドセールス
インサイドセールスは、電話やオンラインツールを活用して顧客と関係構築を行う営業職です。
訪問を伴わないため在宅勤務が可能な場合も多く、分業制が進んでいる企業では未経験者向けの研修が用意されていることもあります。
もちろん営業職なので、顧客理解や商品知識の習得が不可欠です。
カスタマーサポート(コールセンター)
カスタマーサポートは、問い合わせ対応やトラブル解決を通じて顧客満足度を高める仕事です。
電話やチャット、メールを使った対応が中心で、在宅ワークの求人も増えています。
臨機応変な対応力やコミュニケーション力が求められるため、慣れるまでは負担を感じるかもしれません。
ツナグバでは、様々な分野の在宅可能な求人を取り扱っております。
中でもTDCX JAPAN株式会社では、多様な分野、企業のカスタマーサポート領域で人材を募集しています。在宅可能な求人も多いので、カスタマーサポート業務にご興味がある方はぜひご覧ください。
IT業務・クリエイティブ職
IT業務やクリエイティブ職は、パソコンとインターネット環境があれば業務が完結しやすく、在宅ワークとの相性が良い職種です。
ただしエンジニア職やクリエイティブ職は専門スキルが求められるため、未経験から目指す場合は準備や学習が欠かせません。
SE(システムエンジニア)
SEはシステム設計や開発、運用を担当する職種で、在宅勤務を導入する企業も増えています。
業務自体はリモートで完結しやすい一方、未経験から在宅SEを目指すには、プログラミング知識やITの基礎理解が必要です。
実務経験を積める環境を経て、ある程度実績のある状態で在宅勤務へ移行するケースが一般的です。
プログラマー
プログラマーは、仕様書に基づいてコードを書く仕事で、成果物が明確なため在宅ワークに向いています。
ただし、未経験からいきなり在宅で働くのは難しく、基礎スキルの習得や実務経験が重視されます。
まずは出社勤務での実績やスキル習得を経て、在宅案件を目指す流れが主流です。
Webマーケ
Webマーケは、サイト分析や広告運用、改善提案などを行う仕事で、オンライン完結型の業務が多い職種です。
在宅ワークの求人もありますが、数値分析力やツール操作などマーケティング業務をスムーズに行うための知識やスキルが求められます。
未経験の場合は、まずマーケティング分野の会社で勤務し、基礎知識を学びながら実績を作って転職に活かすという流れが一般的です。
Webデザイン
Webデザインは、Webサイトやバナーのデザインを行うクリエイティブ職で、在宅ワークがしやすい分野です。
ただ、デザインツールの操作スキルや成果作品などのポートフォリオが重視されるため、未経験からすぐに正社員在宅勤務を目指すのは簡単ではありません。
在宅ワークの勤務形態の種類

在宅ワークの勤務形態にはいくつかの種類があります。
職種や企業風土によって勤務場所や出社頻度は大きく異なります。こちらでは、代表的な在宅ワークの形態を紹介し、それぞれの特徴や未経験者が注意すべき点を解説します。
完全在宅(フルリモート)
完全在宅(フルリモート)は、出社せずに自宅などから業務を行う働き方です。
通勤が不要で、場所に縛られず働ける点が大きなメリットとされています。
一方で、業務の進め方や成果管理を自分で行う必要があり、自己管理能力が強く求められます。
未経験者の場合は業務理解が浅い状態でフルリモートになると、相談や確認がしづらく、業務効率が下がることもあります。
また、企業側も即戦力を求める傾向が強いため、完全在宅の求人は経験者向けが中心です。
未経験からいきなりフルリモートを目指すのは難易度が高く、経験を積んでからリモート可の企業に転職したり、副業でリモートワークの実績を作るという流れが多いです。
一部在宅(部分在宅/ハイブリッドワーク)
一部在宅(部分在宅/ハイブリッドワーク)は、週に数日出社し、それ以外の日は在宅で働く、あるいは1日のうちに在宅と出社を併用する勤務形態です。
出社時に直接指導やコミュニケーションが取れるため、未経験者でも業務を覚えやすい点が特徴です。
在宅勤務のメリットを感じつつ、対面でのフォローも受けられるため、段階的に在宅ワークへ慣れていくことができます。
企業側にとっても教育や労務管理がしやすく、完全在宅と比較して未経験者を受け入れやすい働き方といえます。
将来的に完全在宅を目指す場合も、まずは部分在宅からスタートするケースが多いです。
あなたは在宅ワークができる?簡単適性診断

在宅ワークに興味はあるものの、「未経験でも本当にできるのか」「自分に向いているか分からない」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
ツナグバの適性診断では、10問の簡単な質問に答えるだけで、在宅ワークへの適性レベルや、未経験から目指しやすい現実的な在宅ルートを把握できます。
スキルや経験だけでなく、働き方の志向や性格面も踏まえて診断できるため、自分にとって現実的かつ無理のない働き方の選択肢を知るきっかけになります。
在宅ワークを検討している方は、まずはこちらの診断で自分の立ち位置を確認してみてください。
未経験ならまずは実績を積もう

在宅ワークは未経験からいきなり始めるには難易度が高い働き方です。
特に、在宅勤務が多いジャンルの職種経験がない場合、企業側は即戦力性や自走力を重視する傾向があります。
そのため、まずは出社勤務や部分在宅でスキルや実務経験を積み、仕事の進め方やコミュニケーションの方法に慣れることが重要です。
段階的に経験を積むことで、在宅ワークへの現実的なルートが見えてきます。
営業
営業職は対面のイメージが強い一方で、オンライン商談や電話、メールを活用するリモート対応の企業も増えています。
基本的な営業スキルに加えて、オンライン会議ツールやチャットツールを使いこなせるようになると、在宅勤務への適性が高まります。
成果が数字で評価されやすいため、実績を積めばフルリモートへの転職につながる可能性もあります。
まずは営業経験を通じて、顧客対応力や自己管理能力を身につけることが重要です。

事務
事務職は、パソコンとインターネット環境があれば業務が完結しやすく、在宅ワークと相性の良い職種です。
書類作成やデータ管理などのルーティン業務が中心で、クライアントとのやり取りが比較的少ない点も特徴です。
未経験からでも挑戦しやすい反面、業務フローや社内ルールの理解が欠かせません。
まずは出社勤務で実務を覚え、信頼を得ることで在宅勤務へ移行しやすくなります。

SE(システムエンジニア)
SEは、設計や開発などの業務自体はリモートでも問題なく進められる職種です。
ただし、クライアントとの打ち合わせや調整が多く、在宅で対応するには実務経験や高いスケジュール管理能力が求められます。
未経験の状態では業務全体を把握するのが難しいため、まずは出社を伴う環境で経験を積みましょう。
スキルと実績を重ねることで、在宅SEとして働く道が見えてきます。

【まとめ】在宅ワークは難易度が高い!未経験からのキャリア設計はプロに相談しよう
在宅ワークが可能な職種は意外と多く存在しますが、その多くは専門スキルや高い自己管理能力を前提としています。
そのため、未経験分野でいきなりフルリモートを目指すのは現実的とはいえません。
将来的に在宅勤務を目指したいという方は、リモートワークができる職種を選んで出社や部分在宅で実務経験を積む、あるいは今の職種や副業などで実績を積んで段階的に在宅に移行する、という流れが現実的でしょう。
ツナグバでは20代を中心に、これまで多くの方のキャリアサポートを行ってまいりました。
転職に不安がある方や、自分に合ったキャリアの未来図を描きたい方は、ツナグバへお気軽にご相談ください!
転職の「無料相談」はこちらから。

この記事を書いた人
石井 優花(いしいゆうか)
株式会社ツナグバ 公式サイト
Work Experience: 養護教諭
Hobby: 映画・ドラマ鑑賞、カラオケ、料理
MBTI: 主人公-ENFJ-
Favorite: 美味しいご飯・お酒、歴史・美術・邦画、あいみょん
初めての転職やブランクからの正社員採用も、丁寧な面談と面接練習でサポートします!一人ひとりの軸を大切にし、納得できる結果を目指して寄り添います。不安を自信に変え、一緒に新たな一歩を踏み出しましょう!
この記事の監修
海老名 信行
取締役/COO
株式会社ツナグバ
大学卒業後、株式会社ギャプライズにてWebマーケティング支援の営業として、大企業を中心とした新規顧客開拓とリレーション構築に従事。
次に、株式会社サイファーポイントに取締役/営業責任者として参画。新規顧客開拓、DXコンサルティング、WEBマーケティング支援を経験。
プロフィール紹介
在宅ワークを未経験から目指す方のよくある質問
ここでは、「在宅ワークに興味はあるけれど、未経験だと難しいのでは?」と感じている20代の方から多く寄せられる疑問をまとめました。
在宅ワークの現実・向いている人の特徴・始め方を知るための参考としてご活用ください。
- 在宅ワークは未経験でも始められますか?
-
始めること自体は可能ですが、難易度は高めです。
在宅ワークは即戦力や自己管理力を求められることが多く、未経験の場合は応募できる求人が限られます。
まずは出社勤務や部分在宅で実務経験を積み、段階的に在宅ワークを目指すのが現実的です。 - 未経験だと在宅ワークが難しいのはなぜですか?
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在宅勤務では、自分で業務を理解し、進める力が求められるためです。
対面でのフォローが少なく、質問や相談のタイミングも自分で判断する必要があります。
業務経験がない状態だと、仕事の進め方でつまずきやすく、企業側も採用に慎重になります。 - 未経験から在宅ワークを目指しやすい職種はありますか?
-
事務職や営業職、カスタマーサポートなどは、将来的に在宅へ移行しやすい職種です。
ただし、最初からフルリモートで働けるケースは少なく、出社や部分在宅で経験を積む必要があります。
業務理解と信頼を積み重ねることが重要です。 - いきなりフルリモートで働くことは可能ですか?
-
未経験からいきなりフルリモートは、かなり難しいのが現実です。
フルリモート求人は経験者向けが中心で、成果を自己管理できる人材が求められます。
まずは部分在宅や出社勤務でスキルと実績を積むのがおすすめです。 - 未経験から在宅ワークを目指す際のポイントは?
-
ポイントは、現実的なキャリア設計をすることです。
「在宅かどうか」だけで仕事を選ばず、将来在宅に繋がる職種・環境を選ぶことが大切です。
転職エージェントなどプロに相談しながら進めると、遠回りを防げます。
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